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AppleのクックCEO、米独立記念日に移民国家を祝すツイート

» 2017年07月05日 10時06分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Appleのティム・クックCEOは7月4日(現地時間)、米独立記念日を祝すツイートを投稿した。この投稿で同氏は、第32代米大統領、フランクリン・ルーズベルト氏(FDR)の言葉「われわれは皆、移民と革命家の子孫であることを忘れてはならない」を引用している。

 この言葉は、ルーズベルト大統領が1938年4月21日、Daughters of the American Revolution(1890年創立の愛国婦人団体)でのスピーチで語ったものだ。

 クック氏はドナルド・トランプ米大統領が移民の入国を制限する大統領令に署名した際には、エイブラハム・リンカーン大統領の言葉を引用したツイートでこれを間接的に批判した。

 米最高裁は6月26日、トランプ大統領による、イスラム圏6カ国の国民の入国を禁じる大統領令について、今年10月の最終判断までという条件付きで部分的に執行を認めた(リンク先はPDF)。

 クック氏は6月19日、米連邦政府主催のIT幹部との座談会に出席し、トランプ大統領の隣の席に座った。米連邦政府が公開した動画を見る範囲では、クック氏は政府のIT導入の遅れと米国におけるプログラミング教育について言及している。

 cook トランプ大統領に語りかけるティム・クックCEO

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