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パプアニューギニアからの不審な着信多発 携帯キャリアが注意呼び掛け

» 2017年07月05日 11時33分 公開
[ITmedia]

 携帯電話にパプアニューギニアから不審な着信があったとの報告を多数受けているとし、NTTドコモ、ソフトバンク、KDDI(au)の3社はそれぞれ7月5日までに、注意を呼び掛けた。

画像 ソフトバンクの注意喚起より

 パプアニューギニアの国際電話番号「+675」で始まる着信が多数報告されているという。Twitterにも「パプアニューギニアから着信があった」との報告が6月下旬ごろから集まっている。

 +675番号への通話料は、ソフトバンクが249円/30秒、ドコモは平日午前8時〜午後7時が68円/30秒、それ以外は63円/30秒、auが65円/30秒と高額になるため、心当たりのない番号の場合は折り返さないよう注意を呼び掛けている。

 発信者の意図は不明だが、「日本から折り返した通話料の一部は、現地の電話会社の利益になる。現地の電話会社とグルになった何者かが、通話料を増やすため、折り返しを狙ってかけているのでは」と推測する向きもある。

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