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» 2017年09月27日 17時51分 公開

マストドンつまみ食い日記:Twitterの字数制限が280文字に マストドンへの影響は?

Twitterが真似できないものについて、オイゲン・ロチコさんは語った。

[松尾公也,ITmedia]

 「Twitterは140文字まで」が変わるかもしれない。少ない文字数でも情報密度の高い日本語、中国語、韓国語以外の言語で、従来の140文字制限を280文字に拡大するテストが開始される。

Twitterは9月27日、ツイートの文字制限数を現在の140文字から280文字に拡大するテストを行うと発表した。日本語、中国語、韓国語は対象外。全ユーザーの5%を対象に約4〜6週間実施するという。

 対象となるユーザー数は全体の5%程度と少ないが、これがきっかけとなり、利用できる文字数に不満があるためになかなか進まないTwitterのさらなる普及は加速するだろうか? マストドンにスイッチする意味はなくなるだろうか?

 マストドン開発者のオイゲン・ロチコさんは「Twitterがマストドンを真似して文字制限をゆるめているが、最大の違いである脱中央集権は真似できないだろう」とツイートしている。

 オイゲンさんはこんなトゥートも付け加えた。

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利用できる文字数を増やしているのはマストドンの中で最も重要でない機能だ。良い変化ではあるけれども。マストドンの中で最も強力なものは、脱中央集権(過ちや政府の検閲に対する耐性、分散型の性質を持ったモデレーション、そして自分自身のメガホンを持てるということ)と、マストドンとユーザーをつなげるパワーダイナミクスだ。マストドンはフリーでオープンソース、広告や調査でユーザーを食い物にしようとはしない。というよりも、ユーザーによってユーザーのために作られたものなのだ。

 オイゲンさんが4月に書いたマストドン宣言(その翻訳)には、マストドンは500文字までの文章を書くことができるので会話のニュアンスを盛り込むことができ、「ツイート紛争」のようなことが起きにくいと書かれている。

 Twitterは理由のはっきりしないアカウント凍結が続く一方で問題のあるツイートが放置されるなど、運営方針に対する批判は長引いている。

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