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調査リポート
» 2017年10月05日 18時25分 公開

8割が「パスワード使い回し」――トレンドマイクロ調査

トレンドマイクロが、パスワードの利用実態調査の結果を発表した。パスワードを使い回す利用者は8割を超えるという。

[ITmedia]

 「パスワードを使い回す人は8割以上」――トレンドマイクロは10月5日、「パスワードの利用実態調査 2017」の結果を発表した。

 調査対象は、IDやパスワードでログインが必要なWebサービスのユーザー515人。2017年6月22日〜23日にネット上で調査した。

 同社によれば、85.2%のユーザーが複数のWebサービスでパスワードを使い回していると回答。14年の調査結果(93.1%)から7.9ポイント下がったが、「いまだに多くのユーザーがリスクの高い利用状況」としている。

パスワード パスワードの使い回しについて

 14年の調査では「2〜3種類のパスワードを使い回す」が56.4%を占めていた。今回は「4〜5種類を使い回す」が14年の12.0%から17.7%に増えており、使い回すパスワードの種類を増やすことでリスクを低減する傾向が見られる。

 使い回す理由は「異なるパスワードを設定すると忘れてしまう」(69.7%)が最も多く、「異なるパスワードを考えるのが面倒」(45.3%)が続く。前回調査と同様にパスワード設定が課題のようだ。

パスワード パスワードを使い回す理由
パスワード パスワードの管理方法

 パスワードの管理方法は「手帳やノートにメモする」が44.7%で最も多く、次いで「書いたり、保存せずに覚えておく」(26.4%)。前回と変わらず、アナログな方法をとるユーザーが少なくない。

 また、7割のユーザーが、Webサービスのアカウント乗っ取り/不正アクセスの被害にあうことに不安を感じているという。トレンドマイクロは「Webサービスごとに異なるパスワードを設定する」「安易なパスワードを設定しない」といった対策が重要だとし、パスワード管理ツールなどの利用を勧めている。

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