「写真投稿で簡単に稼げる」とうたう「カシャカシャビジネス」に消費者庁が注意喚起
「あなたの写真が今すぐお金に替わる」などとうたい、問い合わせたユーザーに情報商材の購入を持ちかけ、多額の金銭を支払わせる「カシャカシャビジネス」(運営元は「株式会社アイデア」)について、消費者庁が10月30日、注意喚起した。カシャカシャビジネスのサイトは8月に閉鎖済みだが、同様な手法に注意をするよう呼び掛けている。
「カシャカシャビジネス」はWebサイトで「3日間で3万円! 日給5万円」「月収200万円以上稼いでいる人もいます」「写真を撮ってそれを送る。いたって簡単たったそれだけ」などと記載。その方法を指南するという情報商材「カシャカシャブック」が「通常10万円のところ今なら2万円」などと記載し、購入を申し込んだユーザーに「カシャカシャブック」のPDFファイルが送っていた。
カシャカシャブックには、「撮影した写真をInstagramにアップし、フォロワーを増やせば写真を販売でき、簡単に稼げる」などと記載されており、電話サポートに問い合わせるよう勧誘。電話サポートでは、「Instagramの集客ツール『インスタアップ』を使えばフォロワーが増えるため稼ぎやすくなる。インスタアップを使うには7~150万円の特別コースに入る必要があるが、高額なコースなら確実に元が増える」と説明して特別コースを勧誘し、多額の金銭を支払わせていたという。
実際は、写真を投稿しても簡単に売れるわけではなく、「月収200万円以上稼いでいる」などの体験談は、すべて虚偽だったという。
アイデアの創業者は廃業を申し立てたといい、カシャカシャビジネスのサイトは既に閉鎖されているが、アイデアの企業サイトは現在も公開されたまま。10月18日時点で、解散登記も清算人選任登記もなされていないという。
消費者庁は「情報商材の購入に関する消費者からの相談は数多く寄せられており、今後、別の事業者が今回の事案と同様の手口で被害を引き起こす可能性が高い」とし、注意を呼び掛けている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
キオクシアに約366億円の賠償命じる判決 米特許訴訟、陪審評決に続き 「あらゆる法的手段講じる」
-
2
BASE子会社、最大885万件漏えいか カード番号の一部も ECサイト構築サービスに不正アクセス
-
3
個人情報含む約3300万件のデータ漏えいか 整体院予約など手掛けるEPARKリラク&エステ システムに不正アクセス
-
4
講談社、最大3812件の個人情報流出 社員がフィッシングメールに騙される
-
5
「コードは一行も書いていない」 アイドルの宮本佳林さん、AIで配信システムを丸ごと構築 “技術ブログ”が話題
-
6
ミャクミャク関連サイトがアダルトサイトに……大阪万博のドメイン運用終了→転用続出で物議 悪用の懸念も
-
7
Apple、大量購入品の返品に「15%の手数料」 販売条件に明記 “転売対策”か
-
8
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
9
引きこもりはゲーム内でも交流を好まない、奈良先端大が587人調査 「ゲームで社会復帰」に落とし穴?
-
10
エルヴィン団長「とりあえず再起動しろ!」──NTT東日本×「進撃の巨人」の“情シスあるある”広告が話題
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR