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» 2017年11月09日 09時00分 公開

ITりてらしぃのすゝめ:今度は「コンポタ」で中傷 暴走する“ネットの正義”とどう向き合う? (2/3)

[宮田健,ITmedia]

専門家の意見を待つ、ただしうのみは危険

 「自分は知らない」という事実を知ることは重要です。「日本では知られていないが海外では当たり前」ネタや、「これが裏技だ」ネタなどは飛びつく人も多く、日々リツイートで回ってくることも多いです。それがテキストではなく、マンガになっていればなおさら。これってすごく気持ちがいいんですよね。知識が1つ増えるわけですから。

 一方で「裏技はない」というネタは誰も飛びつきませんし、説明も難しいもの。ITセキュリティなどでも、ある時期は「この製品を入れれば完璧です!」というようなものはすごい勢いで売れていました。

 しかし、今では多くの企業がそのような「銀の弾丸はない」ことを知り始め、逆に特効薬的な表現がある方が怪しいと思い始めました。それに近い考え方が、今のSNSでも必要なのではないかと思うのです。

SNS

 悲観的な話、絶望的な話は共感を得やすく、思わず飛びついてしまいます。ここでいう飛びつくとは、リツイートする、シェアするなどの行為につながり、それが真実かどうかは無関係にネット世論は作られていきます。大抵、専門家がそれに警鐘をならすような記事を投稿しても、そちらはほぼ見向きもされないままに……。

 何かセンセーショナルな話が出てきたら、それが正しいかどうかを判断するのは少しだけ待ってみてください。もし問題があれば、どこかで専門家が声を上げるはず。そしてもう一段階注意してほしいのは、何かセンセーショナルな話に対してカウンターとなる反論が出てきたら、その反論ももしかしたら正しくないかもしれないと、ほんの少しだけ意識すること。

 最終的にスッと判断するためには、自分自身が全ての分野で専門家になるしかありません。さすがにそれは非現実的なお話ですので、勇気を持って「静観」することが正しいと私は思います。

「サンパーの法則」でSNSを考えてみませんか?

 私がSNSで心掛けているのは、なるべく「いいこと」を書くということです。そこでぜひ皆さんに知ってほしいのは「サンパーの法則」です。

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