米Intelは11月8日(現地時間)、米AMDのGPU部門、Radeon Technlogies Group担当上級副社長でチーフアーキテクトを務めたラジャ・コドゥリ氏(49)を、新設のグラフィックス部門Core and Visual Computing Group担当上級副社長に迎えたと発表した。
新グループはコドゥリ氏の下、ハイエンドなグラフィックス技術でPC市場向け統合グラフィックス製品における存在を拡大していくとしている。
コドゥリ氏のLinkedInによると、2001年にAMDに入社してCTO(最高技術責任者)を務めた後、2009年に米Appleにグラフィックス担当ディレクターとして引き抜かれ、2013年にAMDに戻っている。AMDが2015年にRadeon Technlogies Groupを設立した際、同部門のトップに就任した。
同氏は発表文で「Intelのチームに参加し、同社の世界最高レベルのIPポートフォリオで統合アーキテクチャを展開できるのが非常に楽しみだ」と語った。同氏は12月に正式に就任する見込みだ。
Intelは6日にはAMDとの提携によるGPU技術「Radeon」搭載のノートPC向けプロセッサを発表している。
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