AMD、グラフィックス事業を集約した「Radeon Technologies Group」を設立:これは“Spin Off”でない

» 2015年09月10日 18時49分 公開
[ITmedia]

 AMDは、9月9日(現地時間)にAMDのGPU部門(APU統合グラフィックスコアから外付けGPU、GPUコンピューティングなど)の事業を扱う「Radeon Technlogies Group」を設立し、そのトップにラジャ・コドゥリ氏が就任したことを明らかにした。

「Radeon Technlogies Group」のトップに就任するラジャ・コドゥリ氏。ATIからAppleとわたり、AMDに“戻って”からはGPUアーキテクチャの開発を取りまとめてきた

 Radeon Technlogy Groupでは、従来のGPU事業に加えて、これから成長が期待できるバーチャルリアリティと仮想現実に関連したグラフィックス事業を強化するため、事業に関連する権限をRadeon Technology Groupに集約する。この権限集約によってRadeon Technologies Groupは独立した1つの企業のように、事業の計画やその推進を行うことで、動きの激しい技術動向に即座に追従して事業計画や製品開発ができるようになることを期待している。

 なお、一部の海外ニュースでは「Spin Off」と表現して、AMDからRadeon Technologies Groupが分社したと報じているが、AMDの公式発表にはSpin Offの表現は入っていない。AMDの説明では、Raden Technologies Groupを設立したが、その事業内容はAMD CEOのリサ・シュー氏が把握することになっており、AMDの決算におけるGPU事業の扱いも1つの事業部と同等でこれまでと変わらないと説明している。

AMDはHBMを採用した新世代のGPU“Fiji”を発表し、その搭載グラフィックスカードをこれから展開していく。次の“Fiji”開発とともに、VR技術の改良と導入など、スピードを求める新製品開発において、独立性の高いRadeon Technologies Groupの設立ですばやい製品開発と市場投入を目指す

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