ミクシィは12月27日、傘下のフンザが運営するチケット売買サービス「チケットキャンプ」を閉鎖するとした同日付の一部報道について「当社が発表したものではないが、今後のサービス継続の是非について検討しているのは事実」とのコメントを出した。
チケットキャンプは、コンサートなどの公演チケットを、ユーザーが自由に値付けして売買できるマーケットプレイスの国内最大手。
フンザは同サイトの運営をめぐる商標法違反・不正競争防止法違反の容疑で警察の捜査を受け、12月7日以降、チケットキャンプでの新規出品、購入申し込みなどを停止していた。同社は、ジャニーズ所属タレントの情報サイト「ジャニーズ通信」も運営しており(6日に休止)、ジャニーズ事務所の商標権を不正利用した疑いがもたれていると報じられている。
27日付けの朝日新聞デジタルは、ミクシィがチケットキャンプを閉鎖する方針を固め、同日の取締役会で正式決定すると報道。「捜査が続く中で再開は難しいと判断した模様だ」などと伝えていた。
「ジャニーズ通信」も休止 チケキャン運営のジャニーズ情報まとめサイト
チケットキャンプ、サービス一時停止 商標法など違反の疑い
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