「20代の約5割がフリマアプリやオークションサイトを利用している」――MM総研は2月6日、フリマアプリ・オークションサイトの利用動向調査の結果を発表した。
20歳以上の就業者を対象にしたWebアンケートの結果によると、全体の38%がフリマアプリやオークションサイトを利用しているという。年代別に見ると20代の利用率が47.6%と最も高かった。
同社は、スマホで写真を撮ってそのまま出品できる手軽さが受けており、中古品や古着に抵抗のない若者が増えていることも一因と分析する。
フリマアプリやオークションサイトで最も購入されていたのは「衣類・服飾品」(36.6%)。次に「チケット・クーポン」(23.3%)、「コスメ・香水・美容」(15.2%)が続く。フリマアプリのほとんどがファッションアイテムに注力していることで、衣類や服飾品が人気という。
最も利用されているサービスは「メルカリ」(49.0%)で、2位は「ヤフオク!」(20.6%)。フリマアプリの利用者に限定すると、メルカリの利用率は77.9%で、2位のヤフオク!(32.7%)に大きく差をつけた。メルカリアプリのダウンロード数は6000万超とユーザー数が多く、そこから登録するユーザーや収益が増えるなどの好循環を生んでいるとしている。
調査期間は2017年11月29日から12月5日。ネット調査サービス「NTTコム リサーチ」の会員モニターを使い、全国の20歳以上の就業者1177人にWebアンケートを実施した。
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