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はやぶさ2、小惑星「リュウグウ」の姿を捉える

» 2018年03月01日 19時43分 公開
[ITmedia]

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3月1日、小惑星探査機「はやぶさ2」が、目的地にしている小惑星「リュウグウ」の撮影に成功したと発表した。2月26日(協定世界時)、約130万キロ離れた地点から捉えた。6〜7月にはリュウグウに到着する見通し。

photo はやぶさ2が2月26日(協定世界時)に撮影したリュウグウ=JAXA提供

 プロジェクトチームの津田雄一さん(プロジェクトマネージャー)は「探査機の航路、性能ともに問題なし。このままリュウグウへの進路を維持し、最大推力で進行する」とWebサイトでコメントを出した。

photophoto はやぶさ2が搭載する光学航法望遠カメラ(ONC-T)で撮影した

 はやぶさ2は、2014年に打ち上げられた探査機。地球から約3億キロ離れたリュウグウに到着後は表面の物質を採取し、20年に地球へ帰還する予定。

photo はやぶさ2が撮影、地球への伝送と画像処理を済ませた画像の一部を重ね合わせたもの

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