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Google Playのオーディオブックに「3倍速朗読」や「スマートレジュメ」などの新機能

» 2018年03月30日 13時06分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Googleは3月29日(現地時間)、Google Play Booksのオーディオブックの新機能を発表した。同日からAndroidおよびiOS版Google Play Booksアプリで“ローリングアウト”していく。すべての機能が日本でも使えるようになるかどうかはまだ不明だ。

 books 1

 オーディオブックは、1月からGoogle Playストアで販売している。

 新機能は以下の5つ。

中断したところの頭にさかのぼって朗読を再開する「スマートレジュメ」

 朗読中、文や単語の途中で停止すると、次に朗読を再開するときに、その文や単語の頭にさかのぼって再生する機能。時間を置いて再開しても、意味が分かりやすそうだ。

気に入ったフレーズを「ブックマーク」

 画面にブックマークアイコンが表示されるようになり、朗読中に気に入ったフレーズが流れている間にこのアイコンをタップすると、その部分が記録され、いつでも再生できる。

3倍速、0.5倍速朗読が選択可能に

 books 2 朗読速度選択画面(アップデート前)

 これまで0.75倍速から2倍速までの7段階で朗読できたが、さらに0.5倍速と3倍速が加わる。

「ファミリーライブラリ」での共有が可能に

 「ファミリーライブラリ」は、Google Playで購入したアプリ、ゲーム、映画、TV番組、書籍を、最大5人の家族と共有できるサービス。オーディオブックも共有できるようになる。

Google Homeアプリのルーティンへの追加(おそらく日本非対応)

 英語版Google Homeアプリの機能、「Routines」にオーディオブックの朗読を追加できる。Routinesは、「OK Google、私の1日について話して」などと言うことで、交通情報や天気、その日の予定などを読み上げる機能。ここに朗読を追加できる。

 日本語版のGoogleアシスタントにはRoutines機能自体が今のところないので、日本では使えないだろう。

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