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ドコモ、ユーザーの状況を“先読み”するAIエージェント「my daiz」提供

» 2018年05月16日 14時34分 公開
[ITmedia]

 NTTドコモは5月16日、スマートフォンやタブレット向けに、AIエージェントサービス「my daiz」(マイデイズ)を30日から提供すると発表した。ユーザーの状況を先読みし、対話やアプリ画面での表示、待ち受け画面への「インフォメーション通知」などで情報を伝える他、ユーザーが音声操作やタッチ操作でリクエストした内容に対話で応える。無料版と、月額100円(税別)の有料版を用意する。

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 無料版では、天気や道路交通情報、ルート案内、グルメ、おでかけ情報、買い物メモ、地域行政情報、アラーム、スケジュール、メモアプリ連携、家計簿アプリ「マネレコ」連携(銀行残高照会、クレジットカード請求額通知など)、地図――など、日常生活に関する基本コンテンツの対話、アプリ内情報表示が使える。電話発信やタイマー起動、ネット検索などの音声操作も可能だ。

 「dショッピング」「dTV」などドコモの各種サービスとも連携し、コンテンツや商品の検索が可能。ドコモのパートナー企業が提供するコンテンツとも組み合わせ、飲食店やタクシー予約、買い物の相談もできる。

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 有料版では、天候や交通情報に合わせてアラーム時刻を調整する、帰宅時間に合わせて傘を持ち歩くようにリマインドする――など、AIがユーザーの行動や状況を学習し、生活エリアや好みに合った情報を、先読みしてインフォメーション通知する。iコンシェルのユーザーは、料金は変わらず「my daiz/iコンシェル」(月額コース)として使える。

 提供開始時は、33の企業や自治体がパートナーと参加する。今後、パートナー企業を拡大、サービス内容を拡充していく。

連携するドコモのサービス、パートナー企業の一覧

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