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» 2018年06月15日 09時30分 公開

「漫画村を置き換えたい」 “合法無料漫画サイト”「漫画ビレッジ」開発者の思い (1/3)

掲載漫画すべてが無料で読める“合法”サイト「漫画ビレッジ」が人気だ。その名称やデザインは「漫画村」に似ているが、載っているのはすべて正規の無料漫画だ。「漫画村を利用していた人に漫画ビレッジに来てもらい、漫画は無料ではないと認識してもらいたい」と、開発者の遠山晃さんは語る。

[岡田有花,ITmedia]

 掲載漫画すべてが無料で読めるサイト「漫画ビレッジ」が人気を集めている。

画像 漫画ビレッジ

 その名称やデザインは、海賊版サイトとして悪名高かった「漫画村」に似ているが、漫画ビレッジは海賊版サイトではない。出版社の公式漫画アプリなどで無料公開されている作品を集めた、“合法”無料漫画のリンク集だ。タイトルやジャンルから作品を探せ、漫画アプリの作品ページに誘導。現在、4700以上の作品(シリーズ)を収録している。

 「漫画ビレッジは無料をうたってるが、漫画は無料だとは思っていない。正当な対価を支払うべきと考えている」。開発したフリーエンジニアの遠山晃(@vexus2)さん(31)は話す。その真意は――。

「『合法漫画村』があれば面白い」

 漫画ビレッジは、「少年ジャンプ+」「LINEマンガ」「漫画ZERO」「Kindle」などの漫画アプリ・サービスをクロールし、無料で配信されている作品を集めたリンク集だ。漫画タイトルで検索したり、「少女」「女性」「少年」「青年」といったジャンル別に作品を確認できる。

 ログイン不要で閲覧できる作品は、Webブラウザでそのまま閲覧可能。「漫画アプリの登録ユーザーが一定期間待つと無料で閲覧できる」などの条件がある作品の場合は、各アプリのログインページに誘導する。スマートフォン向けに最適化されており、ほとんどがスマートフォン・タブレットからの利用という。

画像 作品紹介ページ。配信プラットフォーム別に配信ページへのリンクが表示される
画像 作品の閲覧は、配信元のサイトで行う(この作品の場合は「LINEマンガ」)

 サービス誕生のきっかけは、友人で起業家の古川健介(@kensuu)さん(37)との何気ない会話だった。「『合法漫画村』があれば面白いんじゃない?」「Webブラウザだけで漫画が読めるといいよね」。漫画村が閉鎖された4月末ごろ、古川さんとこんな話になり、実際に作ってみることにしたという。

 漫画村は、著作者に無断でアップロードされた海賊版漫画を無料で読ませるサイトだった。一方で、正規の漫画が無料で読めるアプリも多数出ている。ただ、どのアプリでどの漫画が何話まで読めるか分かりづらく、アプリを複数ダウロードして確認するのも面倒。「漫画アプリを横断し、Webブラウザで読めるサービスがあれば便利では」と考えた。

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