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「G Suite」に休暇中の会議への参加を自動的に断る機能 digital wellbeingの一環で

» 2018年06月28日 10時41分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Googleは6月27日(現地時間)、企業向けグループウェアスイート「G Suite」の「Googleカレンダー」に「ditigal wellbeing(デジタルでの健康)」のための新機能を追加したと発表した。休暇や設定した就業時間外に会議への招待が来ると、自動的に参加を断る。

 休暇の入力は、カレンダー上の休む日をクリックすると表示されるカードで「Out of office」を選び、不在の日程を入力し、タイトルと会議を断るメッセージを入力する(初期設定でメッセージのサンプルが用意されている)。

 calendar 1 休暇の設定
 calendar 2 カレンダーにオフィスにいないと表示される

 誰かがこの日程にユーザーを会議に招待しようとすると、用意したお断りメッセージが表示される。

 休暇だけでなく、就業時間外でも同様。G Suiteのカレンダーではこれまでもウィークデーの就業時間を設定できたが、今後は曜日ごとに時間を設定できる。例えば毎週水曜日は早く帰ってジムに行く、などという場合に便利だ。

 calendar 3 曜日ごとに就業時間を設定できる

 この機能はすべてのG Suiteユーザー向けに数日かけてローリングアウトしていく見込み。

 Googleは「Google I/O 2018」でYouTubeAndroid Pでのditigal wellbeing機能を紹介している。

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