無線LANビジネス推進連絡会に加盟する携帯3キャリアは7月6日以降、西日本を襲った豪雨で大きな被害を受けた岡山県、広島県、愛媛県全域で、公衆無線LANの無償提供を始めた。災害用統一SSID「00000JAPAN」(ファイブゼロジャパン)を利用すれば、キャリアとの契約不要でネット接続できる。
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、ワイヤ・アンド・ワイヤレスがそれぞれ、岡山県、広島県、愛媛県全域で公衆無線LANを開放した。各社とも、避難所への充電設備の提供などの支援も行っている。
今回の豪雨により、3キャリアの通信設備で停電や伝送路の故障などが起き、9日時点でも各地で携帯電話の通信障害が続いている。
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