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TeslaのマスクCEOとSECが和解 会長退任もCEOには留任

» 2018年09月30日 19時19分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米証券取引委員会(SEC)は9月29日(現地時間)、27日に提訴した米Teslaのイーロン・マスクCEOと和解したと発表した。

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 マスク氏は会長は退任するが、CEOには留まる。

 SECが提示した和解条件にマスク氏とTeslaが「認めることも拒否することもなく合意」したという。主な条件は以下の4点。

  • マスク氏が会長を退任し、独立した取締役を会長とする。マスク氏は向こう3年間は会長には就任しない
  • Teslaは取締役会に新たに2人の独立した取締役を任命する
  • Teslaは独立した取締役による新たな委員会を設立し、マスク氏の外部とのコミュニケーション(ツイートなど)を監督する
  • マスク氏とTeslaはそれぞれ2000万ドル(約22億7400万円)の罰金を支払う。この罰金は、マスク氏の言動により被害を受けた投資家に配分する

 SECは、マスク氏が8月、Teslaの非公開化を検討しているとツイートし、その後計画を撤回したと発表したことが、投資家を混乱させた疑いがあるとして同氏とTeslaを提訴していた。

 マスク氏は28日以降、本稿執筆現在までツイートしていない。

 elon 2 マスク氏の最新ツイートはSpaceX関連

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