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» 2018年12月02日 08時12分 公開

Googleさん:Google墓場入りして困るもの

まだうわさ段階ですが、Googleが「ハングアウト」を2020年中に終了するようです。Googleのサービスで何がなくなると一番困るか考えてみました。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 Googleさんが、一般ユーザー向けのハングアウトを終了するといううわさです。まだ先(2020年中)の話らしいので、約1年かけて移行先の準備をするつもりなのかもしれません。

 そもそもハングアウトって何だっけ、という人もいそうなので簡単に説明すると、2011年にGoogle+のビデオチャット機能として誕生し、2013年に統合メッセージング機能として独立したチャット(テキストも音声も動画もあり)サービスです。Web/Android/iOSアプリがあり、Gmail内からも使えます。

 bye 1 実はiOS版もあるハングアウト

 ちなみに終了するかもしれないというのは一般向けサービスの話で、G Suiteの「ハングアウトチャット」と「ハングアウトミート」は無関係です(相変わらずややこしい)。

 bye 2 G Suiteのコミュニケーションツールとして紹介されている、左から、Gmail、Google+、ハングアウトチャット、ハングアウトミート、ハングアウトミートハードウェア

 Googleの一般ユーザー向けコミュニケーションサービスとしてはハングアウトの他、Allo、Duo、メッセージ(AndroidアプリですがWebブラウザでも使えないこともない)などがあります。

 bye 3 左から、ハングアウト、Allo、Duo、メッセージ

 ハングアウトは、終了するというよりも、他のいずれかのサービスに統合されていくのだろうと思います。PicasaがGoogleフォトに統合されたように。Gmailから使えるメッセージングの名前がハングアウトではなくなるけれど、機能自体はそのまま使える、というイメージです。

 移行先としては、Alloは開発停止とのことなので、Duoかメッセージなんでしょうか。RCSベースの「Chat」が追加されるというメッセージが有力候補かも。

 ハングアウトはGmailだけでなく、来年8月に終了予定のGoogle+とも連携しているので、Google+を使っていた人にとっては二重の痛手ですが、正直あまり広くは使われていなかったんじゃないかなと思います。

 ただ、この件で「Googleさんのサービスはばっさり切られる可能性がある」という印象がまた強まりました。まさかなくさないだろうと思っていたInboxも来年3月に終了するし。Webには、「Killed by Google」や「The Google Cemetry」など、個人が開設したGoogleが捨てたサービスの墓場があります。

 bye 4 「Killed by Google」。ギロチンのアイコンは終了が発表されたもので、墓石は既に終了したものです

 Googleさんはただの営利企業なので、しかも提供しているサービスの多くは無料なので、何をいつ終了してもおかしくはありません。今なくなって一番困るのは何かなぁと考えてみました。

 GmailとGoogleフォトは来年終了します、と言われたら結構困りそう。両方とも10年以上使っています。膨大なデータを別のサービスに移行するのは面倒です。まあでも、私の場合はクリティカルなメールも素晴らしい写真もないので、消えてしまってもあきらめはつきそうだなぁ。いつかなくなる前提で、このままGoogleさんに依存していきます。

 今終了されて困りそうなのはAndroidとGoogleアシスタントでしょうか。これも、iPhoneとSiriに乗り換えれば済むしなぁ。

 まさかのGoogle検索終了の日が来たとしても、DuckDuckGo(Bingとは言えない)があるし。

 Googleがこのまま広告で食べる企業であるかぎり、検索はなくならないと思います。Googleさん本体がいなくなることはあるかもしれませんが。Googleがなくなるとき、集めた膨大なデータはどうなるんでしょうね。

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