20%還元「PayPay祭り」始まる Twitterに還元自慢 悪質な利用に対策も
コード決済サービス「PayPay」の20%還元キャンペーンが12月4日にスタートした。還元率の高さが話題になり、期待が高まっていたこのキャンペーン。4日昼現在、Twitterのトレンドトップに「PayPay」が入るなど、ネットで大きな話題になっている。
12月4日午後2時10分追記→5日午前9時半更新
4日正午過ぎからPayPayで障害が発生し、利用しづらい状態になったが、約1時間で復旧した。
一方で、このキャンペーンを悪用して電子マネーを“タダ取り”しようとする動きもあり、各社が対応を急いでいる。
ビックカメラには行列 Twitterに「全額還元」自慢
PayPayは、スマホアプリと銀行口座やクレジットカードを連携させて支払えるモバイル決済サービスで、ソフトバンクとヤフーが共同出資するPayPayが10月から提供している。ユーザーのスマホを使い、店頭のレジのQRコードを読み取って支払う形式だ。
12月4日からは、支払額の20%をPayPayの電子マネーで還元するキャンペーンをスタート。40回に1回の確率で全額を還元(Yahoo!プレミアム会員は確率が20回に1回、ソフトバンクとワイモバイルのスマホユーザーは10回に1回)する企画も実施している。
4日午前からTwitterには、PayPayを利用したユーザーの感想が次々に投稿され、全額還元を受けたユーザーが、PayPayの画面キャプチャをアップして報告する投稿も相次いでいる。
PayPay対応店舗では、高額商品を扱うビックカメラが注目を浴びており、都内のビックカメラ店頭では、オープン時から行列ができていた。記者はビックカメラ新宿西口店を午前10時過ぎに訪れたが、Apple製品のカウンターに10人ほどが並んでいた。価格が安定しているiPadなどのApple商品に人気が集まっているようだ。
20%“タダ取り”対策も
このキャンペーンを悪用し、還元額を“タダ取り”しようという動きもある。「商品に満足しなければ全額キャッシュバック」を掲げる商品をPayPay払いで購入した上で、すぐに返品して全額返金を受ければ、購入時に付与された20%分のPayPayが丸もうけできるとし、そういったキャンペーンの情報がネットに出回っている。
タイガー魔法瓶の「おいしさに自信!! TRY!GRAND Xキャンペーン」も、ターゲットにされたキャンペーンの1つだ。対象商品を購入し、使ってみた上で、満足できなければキャッシュバックで返金するというもので、一部のユーザーが「このキャンペーンを使ってPayPayの還元額を丸もうけできる」とブログなどで情報を拡散していた。
タイガーはいち早く対策。4日までにキャンペーンサイトに注意事項として、「各種ポイントを利用しての悪質な応募が判明した場合、返金は不可」「PayPayを利用して対象商品を購入いただいた場合は、購入金額より20%を差し引いた金額を返金する」といった内容を追記した。
「高額商品を購入してポイントをもらい、そのまま転売すると、ポイント分もうかるのでは」と考えるユーザーもいる。PayPayは対策として、「3万円以上の支払い時は、店舗で本人確認する」として、悪質な利用を防ごうとしている。
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