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Apple、テキサス州オースティンに10億ドルで大規模キャンパス開設へ

» 2018年12月13日 19時59分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Appleは12月13日(現地時間)、テキサス州オースティンに10億ドルを投じて新キャンパスを建設すると発表した。現行のキャンパスに隣接する約54万平方メートルの土地を追加し、1万5000人の従業員を擁するオースティンで最大の雇用者になる。

 apple 1 Appleのオースティンキャンパス(Google Mapsより)

 同社はまた、(米Microsoftと米Amazonの本拠地である)ワシントン州シアトルと、(係争中の米Qualcommの拠点である)カリフォルニア州のサンディエゴとカルバーシティにも新たなオフィスを開設する。各オフィスでも1000人以上の雇用を創出する。さらに、向こう3年中にピッツバーグ、ニューヨーク、ボルダーを含む米国各地の都市に事業を拡大する計画だ。

 Appleは1月、米国での投資と雇用を拡充し、向う5年間で米国内で2万人の雇用を創出すると発表している。今回発表したのはその取り組みの一環だ。

 apple 2 Appleは2022年までに米国で2万人の雇用を創出する計画だ

 オースティンのキャンパスには現在、6200人の従業員がおり、クパチーノの本社に次ぐ規模のオフィスになっている。新キャンパスはエンジニアリング、研究開発、オペレーション、ファイナンス、セールス、カスタマーサポートを含む多岐にわたる機能を持つ見込みだ。

 apple 3 現在のオースティンキャンパス

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