米Googleは12月17日(現地時間)、10億ドル(約1128億円)を投じ、ニューヨークに新キャンパス「Google Hudson Square」を建設すると発表した。ハドソン川沿いのウェストヴィレッジの南でリースした約15万8000平方メートルのスペースを使う。
Googleは2006年にマウンテンビューの本社以外の初のオフィスをニューヨークに構えた。その後拡大し、今年の3月にオフィス拡大のためにチェルシーマーケットを24億ドルで購入したばかりだ。
Googleは、Google Hudson Squareを本社に次ぐ大規模キャンパスにする計画。完成段階には同地の従業員は現在の7000人から倍増し、1万4000人になる見込みだ。
ニューヨークには、Googleとなにかと競合する米Amazon.comも第2キャンパスを開設する計画だ。
いわゆる「プラットフォーマー」による米国内でのキャンパス拡大の発表が相次いでいる。米Appleも先週、テキサス州オースティンに10億ドルを投じて新キャンパスを開設すると発表した。このキャンパスでは1万5000人を雇用する計画だ。
米Facebookはカリフォルニア州メンロパークの本社キャンパスを拡張し、パブリックスペースや住宅を追加することで地域に貢献するとしている。
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