というのも「ブラウザを起動して」「ウェブを起動して」というキーワードでは反応しないのだ。「Firefoxを起動して」というコマンドに何度か反応してくれたことと、普段PCでも使い慣れていることからメインのブラウザはFirefoxを選んだ。「YouTubeを起動して」「Googleを起動して」という音声コマンドは成功率が高いが、ちょっと操作にクセがありそうだ。ちなみにブラウザを音声操作から終了する方法がまだ見つけられていない。
YouTubeを見るときは音声操作でブラウザ版のYouTubeを立ち上げる。見たい動画を検索するためには一度画面の検索アイコンをタッチしてソフトウェアキーボードを表示。ここではマイクによる音声文字入力も使える。操作性はスムーズとまではいえないが、ブラウザは上手に使いこなせばEcho Showならではの楽しみ方ができるだろう。
スマートスピーカーにスクリーンが付いたことでAmazonでのショッピング、カレンダーによるスケジュール確認もスマートスピーカーでやる習慣が身に付いた。はじめてEcho Showを使う方にはリッチな視覚情報を伴うスマートスピーカー体験が新鮮なものに感じるかもしれない。
スマホのAmazon Alexaとの間ではメッセージ通話の機能も使える。普段から出張の機会が多いビジネスマンには外出先から家族とコミュニケーションできるツールが増えて重宝するだろう。もしビデオ通話は苦手ならスピーカーのメニューからカメラをオフにできる。
早朝、または深夜に家族が寝静まったあとにEcho Showを使いたい時に、音声操作は気兼ねすることもある。そんな時にはユーザー補助のメニューにある「タップでAlexa」を使うと音楽再生に天気、ジョークまでEchoができる大まかなことをタップ操作で呼び出せる。
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