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Samsung初の車載システム向けプロセッサ「Exynos Auto V9」、Audiが2021年までに採用へCES 2019

» 2019年01月07日 12時26分 公開
[ITmedia]

 韓国Samsung Electronicsは1月3日(米太平洋時間)、同社としては初の車載システム向けプロセッサ「Exynos Auto V9」を発表した。独Audiが2021年までに発売する次世代自動車のインフォテインメントシステムで採用する計画だ。

 auto 1 「Exynos Auto V9」

 8nm(ナノメートル)プロセスによる製造で、Armの最新「Cortex-A76」コア、「Mali G76」、HiFi4オーディオのDSP、NPU(ニューラルプロセッシングユニット)、ISO 26262コンプライアンスのASIL Bに準拠する安全アプリ向けのセーフティアイランドコアなどで構成される。

 6台のディスプレイをサポートする。例えばドライバー向けにカーナビを表示しながら他の座席の前に設置したディスプレイでは映画などを配信することが可能だ。また、フロントガラスにカーナビを投影することも可能という。

 auto 2 マルチディスプレイ対応

 NPUは顔、音声、ジェスチャー認識を高速処理でき、安全でパーソナライズされた運転環境をインテリジェントに管理するデジタルコンシェルジュサービスを可能にするという。

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