米Microsoftは2月18日(現地時間)、オフラインで利用できるコンシューマー向けの「Office 2021」とエンタープライズ向け「Office LTSC」を発表した。
Office 2021はWindowsとmacOS向けに今年後半に発売の予定だ。サブスクリプションではなく、1度購入すれば5年間のサポートが保証されるネット接続不要の従来型のオフィススイートだ。価格は「変更する予定はない」としているので、「Office 2019」と同じになるのだろう。Office 2019の「Office Personal」は3万2784円、「Office Home & Business」は3万8284円だ。
新機能などについてはまだ発表はない。Q&Aによると、Office 2021にはOneNoteが含まれ、32bitと64bitの両方をサポートする。
エンタープライズ向けのOffice LTSCは4月にプレビューの提供を開始し、今年後半に正式版をリリースする計画。サポート期間は7年ではなく5年になる。各アプリの価格は最大10%上がるとしている。
Microsoftは企業および個人顧客に対しクラウドへの移行を推奨しているが、「クラウドに移行できないと感じる顧客がいることも理解している」という。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR