7月4日(水)−北陸で需給率9割に近づく、東京はピークが大幅上昇全国でんき予報2012夏

引き続き気温が高めの東日本では電力需要が増える見通しだ。需給率が最も高くなるのは北陸で、89.3%と9割に近い水準になる。東京は需要のピークが前日から200kW以上も増大するが、供給も増やして需給率8割を維持する。

» 2012年07月03日 18時44分 公開
[スマートジャパン]

 今週に入って各地域で始まった節電対策により、午後のピークが午前中に分散される傾向が顕著だ。7月3日(火)の実績データを見ると、各電力会社が需要のピークを予想した14時〜15時よりも午前の10時〜12時のほうが使用電力はわずかに大きくなっている。ピークタイムの13時〜16時にエアコンの設定温度を高くする代わりに午前中の設定温度を低くするなど、ピークの分散対策が効果を発揮していると考えられる。

ALT 7月4日の電力需給予測。各電力会社がウェブサイトに掲載したデータから

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