8月14日(火)−ピークは夜の19時台に、最高は九州の86%全国でんき予報2012夏

お盆休みの特徴である夜の19時台にピークを迎える地域が14日(火)は増えそうだ。13日(月)の北海道・東京・関西に続いて、東北と九州でも夜の電力需要が昼を上回る見込み。オフィスや工場の使用量が減る一方、家庭で冷房による使用量が増加しているとみられる。

» 2012年08月13日 19時01分 公開
[スマートジャパン]

 14日(火)も各地域の需給率は75〜85%程度で安定する。最高は前日に続いて九州で、需給率は86.1%になる予想だ。13日(月)は多くの地域でピークが昼の14時台から夜の19時台に移ったが、この傾向は15日(水)まで続きそうである。

 問題はお盆休みが明ける16日(木)以降の状況だ。13日(月)と前週の6日(月)の19時台を比較してみると、東京電力の場合は両日とも同程度の電力需要を記録している。今週の前半3日間は企業の需要が減っていることを考えると、これから月の後半にかけて19時台の需要はさらに増える可能性がある。昼間に加えて夜間の節電も必要だ。

8月14日の電力需給予測。各電力会社がWebサイトに掲載したデータから

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