3件目のメガソーラー運転開始、2012年中にもう1件運転開始予定電力供給サービス

歩みは遅々としているが、一般電力事業者も自身で再生可能エネルギーを開発しようと動いている。北陸電力は、同社としては3件目となるメガソーラーが稼働を始めたことを明らかにした。

» 2012年09月25日 13時15分 公開
[笹田仁,スマートジャパン]

 北陸電力は、福井県坂井市三国町に建設中だった「三国太陽光発電所」が完成し、稼働を始めたと発表した(図1)。最大出力は約1MW(1000kW)。北陸電力としては、すでに稼働を始めている「志賀太陽光発電所」(石川県羽咋郡志賀町:出力約1MW)、「富山太陽光発電所」(富山県富山市婦中町:出力約1MW)に続く3件目のメガソーラーになる。

図1 三国太陽光発電所の位置。日本海沿岸に位置している

 3件とも、年間発電量は約1000MWh(100万kWh)を想定している。一般家庭の年間消費電力量に換算すると、約250軒分になるという(図2)。

図2 三国太陽光発電所の完成図

 北陸電力は2012年中にもう1件、石川県珠洲市に建設中の「珠洲太陽光発電所」の稼働も始める予定。珠洲太陽光発電所も出力は約1MW。2012年11月に稼働開始予定。

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