前日に続いて中部の需給率が高いレベルにあって、午前9時台に予想を上回って94%に達した。北海道と四国を除く7つの地域で90%を超える見込みで、最も厳しい状況の九州では18時台に95%を超える予報が出ている。
10日(月)の17時台に需給率が一時的に97%を超えてしまった中部では引き続き供給力が低く、早くも朝の9時台に94%に達した。中部電力の7時36時点の予想を上回る需要が生じており、夕方17時台の状況も心配だ。
同様に12月に入ってから需給率が高く推移している九州電力でも、18時台に95.3%まで上昇する見込み。このほか東北が93.4%、北陸が92.7%と、寒い地域の需給率が高くなっている。節電目標が設定されていない地域でも、可能な限りの節電対策を実施したい。
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