27日と比べると、全地域で最大需要電力が大きく下がっている。特に東北、東京、中部の3地域では100万kW以上減少している。各社ともその予測に合わせて最大供給電力を減少させているが、3地域で需給率が90%を超える。
28日は東京、中部、関西の需給率が90%を超える。東京の最大需要電力は170万kW減という予想になっているが、前日に需給率95%を突破しているせいか最大供給電力は31万kW増加させている。その結果、需給率は91%となる見込み。
中部では最大需要電力は150万kW減と予想しており、最大供給電力は189万kW減らす。最大供給電力の減らしすぎとなって、需給率は92.2%とやや高い値になる。
関西では最大需要電力を40万kW減と予想する一方で、最大供給電力を111万kWとかなり減らす。その結果、需給率は90%に達する。
ほかの地域では需給率は安定している。特別心配する必要はないだろう。
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