いよいよ80MWを超えた、ソフトバンクのメガソーラー建設計画自然エネルギー

ソフトバンクグループで自然エネルギー事業を運営するSBエナジーは長崎市に2.6MWのメガソーラーを建設する。これで合計11か所になり、計画中のものを含めて発電能力は80MWを超える。目標の200MW達成に向けて4割まで進んできた。

» 2013年03月12日 11時00分 公開
[石田雅也,スマートジャパン]

 SBエナジーが運営するメガソーラーは2012年7月以降に4か所で運転を開始して、合計12.2MW(メガワット)の発電能力になっている。新たに長崎市でも2.6MWの「ソフトバンク長崎香焼(こうやぎ)ソーラーパーク」を6月から稼働させることを明らかにした。このほかに計画中のものを含めて合計で11か所になり、発電規模は81.1MWまで拡大する(図1)。

図1 SBエナジーのメガソーラー建設計画

 長崎市のメガソーラーは製鉄関連事業のテツゲンが所有する3.5万平方メートルの土地に建設する。これまでSBエナジーのメガソーラーは自治体の遊休地を対象にしてきたが、今回初めて民間企業の所有地を活用する。今後は自治体と民間企業の双方の遊休地にメガソーラーを展開していくことになりそうだ。

 長崎市のメガソーラーを加えることで、ソフトバンクグループの目標である200MWに対して4割を超える規模に達した。7月には鳥取県米子市で39.5MWの日本最大のメガソーラーが稼働する予定である(図2)。

図2 「ソフトバンク鳥取米子ソーラーパーク」の完成イメージ。出典:SBエナジー

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