7月5日(金)−電力のピークは14時台、中国と北陸、中部で90%超全国でんき予報2013夏

中国電力が91.1%、北陸電力が90.6%、中部電力が90.2%となる見通し。需要がピークになる時間帯は全ての地域で14時台である。週末は関東甲信越地方や東北地方で気温が35度を超える可能性があり、注意が必要だ。

» 2013年07月04日 19時40分 公開
[スマートジャパン]

 7月5日(金)の需給率は中国電力の91.1%を筆頭に北陸電力が90.6%、中部電力が90.2%となる予想だ。その他の地域は80%台に収まる見通し。需要がピークになる時間帯は全ての地域で14時台の見込みである。

 全ての地域で7月4日の最大需要電力を上回っており、特に関西電力は8%以上も増える見込みだ。関西電力は最大供給電力を6%弱増やして対応する。

 週末の課題は、気象庁が7月3日に発表した「東日本と北日本および沖縄地方の高温に関する全般気象情報 第1号」だ。第1号とあるように今年初めての高温に関する気象情報であり、これまでも年に数回しか発表されていないものだ。それによれば「太平洋高気圧に覆われるため、(中略)関東甲信地方では6日から8日頃にかけて、東北地方では6日から7日にかけて、(中略)最高気温が35度以上の猛暑日となるところがある」という。電力会社もこの情報に基づいて最大供給電力を調整するものの、予備率が低くなる可能性がある。

7月5日の需給予測(各電力会社がWebサイトに掲載したデータから)

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