8月21日(水)−九州で今夏最高の96.0%全国でんき予報2013夏

西日本を中心に最高気温が35度を超える猛暑が続き、特に九州では今夏最大の電力需要を更新する予想だ。需給率は14時台に96.0%まで達して、電力不足の危険度が高まる予備率3%に近づく。関西でも同じ14時台に93.5%まで上昇するほか、中国と四国でも92%を超える。

» 2013年08月20日 20時38分 公開
[スマートジャパン]

 九州では前日の20日(火)に今夏最高の1634万kWを16時台に記録したが、21日(水)は14時台にそれを上回る1640万kWまで上昇する見通しだ。主要都市の最高気温が平均37.6度に達する予報が出ているため、電力需要の増加は避けられない状況にある。日中の暑さが続くと16時台の需要が14時台を超える可能性もあり、予備率が3%に近づく心配が高まる。

 このほかの西日本の各地でも引き続き電力需要は大きく、関西・中国・四国の3地域で92〜93%台の需給率になる。一方、東日本は気温がさほど上がらず、東京では需要が大幅に減って3日ぶりに需給率が90%を下回る。

8月21日の需給予測(各電力会社がWebサイトに掲載したデータから)

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