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» 2014年11月10日 11時00分 UPDATE

蓄電・発電機器:農業と組み合わせる太陽電池モジュール、小型で使いやすい

ネクストエナジー・アンド・リソースは2014年11月、農業と組み合わせて使いやすい太陽電池モジュールの販売を開始した。農作物に光が当たりやすいような小型の製品である。

[畑陽一郎,スマートジャパン]

 ネクストエナジー・アンド・リソースは2014年11月から農業と組み合わせて使いやすい太陽電池モジュール「NE125×125-36-M(L)」の販売を開始した(図1)。ソーラーシェアリング用の製品である。

 単結晶シリコン太陽電池セルを36枚利用し、出力95Wを得る。太陽電池モジュールの寸法は1199×551×35mmと小さい。重量は9kg。

yh20141110nextene_PV_590px.jpg 図1 農業と組み合わせて利用する太陽電池モジュール 出典:ネクストエナジー・アンド・リソース

 「製品化の発端はある農業法人から相談を受けたことだ。一般的な出力270W程度の太陽電池モジュールは面積が大きいために、日陰が多い。面積を小さくしてまばらに配置できる製品が欲しいということだった。相談を受ける以前から(系統に接続しないで利用する)独立型の製品を取り扱っており、寸法や出力が今回の仕様に近かったために対応できた。製品試験や保証を重視した製品に仕上がった」(同社)。

 「当社や製造会社が倒れた場合にも製品保証が受けられるよう(中国の国有企業である)AON-COFCOとの二重保証を取り入れた」(同社)。製品の瑕疵(かし)による経済損失を10年補償し、太陽電池モジュールの出力を保証する契約も付けた。25年後の出力として初期値の80%を保証する(リニア出力保証)。

 「新製品用の架台は特に用意していない。ソーラーシェアリングでは農地の形状や作物の種類によって、必要な架台の仕様が変わりやすい。多くの顧客は単管(パイプ)を組み合わせて架台としているようだ」(同社)。

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