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» 2015年07月09日 11時00分 UPDATE

電気自動車:帰り道のバッテリー切れも心配ご無用、ホームセンターに100台のEV充電器

関東圏で小売事業を手掛けるジョイフル本田の運営するホームセンターに、NECが電気自動車とプラグインハイブリッド車用の普通充電器を合計100台設置した。次世代自動車の普及に欠かせない充電インフラの整備が進んでいる。

[長町基,スマートジャパン]

 NECとNECキャピタルソリューションは、ジョイフル本田の運営するホームセンターに、電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHV)用普通充電器を大規模に設置し、有料充電サービスの提供を開始した。

 設置したのは千葉ニュータウン店(千葉県印西市)、宇都宮店(栃木県上三川町)、千代田店(群馬県千代田町)、瑞穂店(東京都瑞穂町)、ニューポートひたちなか店(茨城県 ひたちなか市)の5店舗。各店舗の駐車場にEV・PHV用壁掛け型普通充電器を20台、合計100台を取り付けた(図1)。

rk_150708_nec01.jpg 図1 千代田店に設置した普通充電器 出典:NEC

 同時に充電器の利用者認証や課金管理、監視・制御などを一元的に行えるNEC製の壁掛け型充電コントローラーも設置している。NECはジョイフル本田から充電インフラを借用し、EV・PHV利用者に有料充電サービスを提供する。NECキャピタルソリューションは、同充電インフラのリースを請け負う。ジョイフル本田はEVとPHV用の充電インフラの導入により、買い物中の時間を活用した効率の良い充電を可能にすることで来店者の利便性向上を目指す狙いだ。

 EV・PHVは大気汚染物質の排出が少ない環境配慮型の次世代自動車として、減税措置や補助金などの支援により普及が進んでいる。これらの次世代自動車の普及には、充電器をはじめとする充電インフラの整備が不可欠だ。そのため政府の支援のもと、商業施設や公共施設の駐車場への充電インフラの設置が全国で進められている。

 今回のNECによるジョイフル本田への充電インフラの導入も、政府による「次世代自動車充電インフラ整備促進事業」の補助制度を活用している。また、充電サービスは、EV・PHV向け充電サービスを提供するジャパンチャージネットワークと連携して実施する。

 NECグループでは、こうした充電インフラの整備に加え、充電コントローラーのWi-Fi通信機能を活用したカーナビ向けのネットワーク型情報サービスや、遠隔制御機能を活用した電力ピーク時のデマンド制御連携サービスなど、エネルギーインフラ関連サービスの提供推進を検討している。

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