LIXILは、どのような屋根形状でも大容量搭載を実現できる新ソーラーパネル「Gシリーズ」を2018年2月1日より受注開始すると発表した。18.48%の高いモジュール変換効率を実現している。
LIXILは、短辺826mmの新サイズを採用した、どのような屋根形状でも大容量搭載を実現できる新ソーラーパネル「Gシリーズ」を2018年2月1日より受注開始すると発表した。
Gシリーズは標準サイズ(Fサイズ250W)を1638×826mmの新サイズとし、さらに長辺が1322mmのSサイズと組み合わせることで、狭小住宅や複合屋根など搭載面積が限られる物件でも大容量設置が可能となる。屋根形状を問わず大容量発電を可能とすることで、ネットゼロエネルギーハウス(ZEH)の普及促進にも貢献する。
高い発電効率を実現するため、パネルにはセルの内部に形成されるパッシベーション膜(表面保護膜)によって光を反射させる新技術を用いた単結晶PERCセルを採用し、18.48%の高いモジュール変換効率を達成した。それにより、小さい面積でも高い発電量を可能としている。
また、Gシリーズは、軽量なアルミ部材で屋根への重量負担を軽減したLIXILのアルミ架台「ソーラーラック」に設置することができる。傾斜屋根設置用のソーラーラックは、高い強度と止水性能を実現しており、縦桟と横桟を組み合わせることで強度を高める垂木施工が可能だ。さらに、シール付きネジで施工することで、止水性能を高める。
価格はソーラーラックGシリーズ(3段6列の場合)のソーラーパネル18枚(Fサイズ)とパワーコンディショナを含むシステム構成例で271万5000円(税別)から(カラーモニター、架台、配線材、設置工事費は含まない)となっている。
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