エクソルは、表面汚れを雨水で洗い流し発電量の低下を抑える「水切り加工」を施した50セルサイズの単結晶太陽電池モジュール「XLM50-250X」の販売を開始した。
エクソルは2017年12月、表面に付着した汚れを雨水により排出して発電量の低下を抑える「水切り加工」を施した単結晶太陽電池モジュール「XLM50-250X」の販売を開始したと発表した。同社ブランドでは初となる50セルサイズの製品となる。
XLM50-250Xでは、発電量の低下につながる太陽光パネルの表面に付着するホコリなどの汚れの一部を雨水によって排出する“水切り加工”をフレームに施した。この加工により、従来フレームと比較してフレームへの汚れの蓄積が軽減し、発電量の低下を抑えることが可能という。
また、これまで同社の住宅向け太陽電池モジュールラインアップは60セルサイズ(XLM60-300X)と48セルサイズ(XLM48-240X)の2種類となっていたが、XLM50-250Xは長辺が60セルサイズと同じ寸法、短辺が48セルサイズより短い寸法の50セルサイズとして投入される。これにより、顧客が求める設置形状に応じて最適な設置提案を行えるとした。
本製品は出力保証が25年間にわたって標準で付帯され、同社の保証値を下回った場合には修理または交換を行うことができる。
公称最大出力は250W、モジュール変換効率は18.50%で、希望小売価格は16万5000円(税別)。同社は本製品について、屋根上など簡単には洗浄することができない場所への設置に最適としている。
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