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携帯新ブランドに「ソフトバンクいらない」が多数派?――C-NEWS

» 2006年04月21日 15時40分 公開
[杉浦正武,ITmedia]

 インフォプラントはC-NEWSで「ソフトバンクのケータイ事業参入」をテーマにアンケート調査を行い、結果を発表した。ソフトバンクに期待することや、新ブランドはどのようなものがよいかなどを調べている。

 それによると、ソフトバンクのボーダフォン買収を歓迎するユーザーの比率はボーダフォンで比較的高く、「歓迎する」が45.3%。ドコモユーザーは35.3%と低く、auユーザーでは39.8%となっている。ボーダフォンユーザーを対象に「ブランド名が変わってもボーダフォン(ソフトバンク)の携帯を利用し続けるか」を問う項目では、「利用し続ける」が56.5%を占めたが「利用し続けない」も5.0%いる。残りの38.5%は「その他・わからない」を選択している。

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 新ブランド名はどのようなものがよいか問う項目では、ボーダフォンユーザーでは「『ボーダフォン』またはその一部を含むもの」が37.3%と最も多い。これまでのブランドに愛着を感じるユーザーが一定数いることを示唆する結果といえる。一方で「『ソフトバンク』またはその一部を含むもの」は8%にとどまり、「『ソフトバンク』の名前いらない派が多数」とインフォプラントがコメントする結果になった。

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 携帯電話のサービスとしてソフトバンクに期待することの項目では、やはり「利用料金の値下げ」がほかを引き離して多くの支持を集めている。上位はすべて価格系の選択肢が占めるなど、ソフトバンクへ「値下げ」を求める声が根強いことを感じさせる。

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 調査は3月末から4月上旬にかけて5日間、インフォプラントのアンケートパネルを対象に行われた。インターネット上のクローズド調査で、集計回答人数は1200人。内訳はドコモユーザー、auユーザー、ボーダフォンユーザーが各400人となっている。

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