東京シティ競馬(TCK、大井競馬場)は6月2日、生成AIを活用して制作したアニメーションCMを公開した。11日に開催するレース「第71回 東京ダービー」を宣伝するもので、公式Xなどに投稿。人間の身体に馬の頭部を持つ女子大学生のキャラクター「大井競子」の恋模様を、アニメ番組の予告編風に描いている。
映像の各シーンの演出などを決めるコンテの作成と、静止画を動画化する際に生成AIを活用。AI専門のクリエイティブチームが制作を主導した。一方、企画の検討や、コンテの調整、ナレーション収録、動画編集は人の手で行った。
今回公開したCMは、東京シティ競馬のWebCMシリーズ「生成AIで競馬CMつくってみた」の第2弾に当たる。同シリーズは「生成AIの生成物=非現実」として、レースの魅力を表現するエンターテインメントを掲げている。第1弾では、4月29日に開催したレース「第70回 羽田盃」を宣伝。ジャンボジェット機を背負って走る馬の映像などを投稿していた。
第2弾のWebCMを紹介するポストは、2日午後5時30分時点で500リポストを超えるなど、注目を集めている。X上では「これが本当のウマ娘か」など、Cygamesが手掛けるスマートフォンゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」を想起するユーザーも見られた。
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