ジンズは6月25日、生成AIを活用し、顧客のメガネ購入に関する疑問や悩みに瞬時に回答・提案をする自社開発のサービス「JINS AI」(ジンズ エーアイ)の実証実験の対象店舗を拡大すると発表した。
手持ちのメガネや自身の顔写真(メガネ着用も可)から、類似のフレーム検索や顔型に合った最適なメガネの提案が可能という。
JINS AIは、「自分の顔型に合うフレームは?」「かわいい雰囲気の黒縁フレームは?」といった質問に対して、質問の意図を正確に汲み取り、適切な回答を生成するというAI。多言語に対応しており、画像入力にも対応。スマートフォンから専用URLにアクセスするだけで利用できるという。
会話の文脈を理解し、前後のやり取りを踏まえた応対をするため、「まるで店舗スタッフから接客を受けているようなパーソナルな体験を提供」でき、商品画像を交えたAIとの対話を通じて、最適なメガネや購入方法を見つけられるとしている。
これまでの実証実験では、浅草や銀座を含む全国10店舗で展開。実証実験店舗を順次拡大して得られたデータや既存技術をかけ合わせ、サービスをさらにアップデートしていく。
メガネを外さずバーチャル試着 AI活用「メガネ オン メガネ」、JINSが開発
メガネを外さずバーチャル試着 AI活用「メガネ オン メガネ」、JINSが開発
AIが“似合うメガネ”判定 JINSが上野に次世代型店舗Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.