イーロン・マスク氏が率いる米xAIのAIチャットアプリ「Grok」が、7月15日午後6時ごろまでに、App Storeの無料アプリランキングで1位を獲得した。14日にiOS版で提供を始めた、3Dキャラクターと会話できる機能「コンパニオンモード」が要因とみられる。15日午後6時ごろのXのトレンドには、同機能で会話できるキャラ「Aniちゃん」もランクインしており、話題となっている。
コンパニオンモードは、3Dキャラとジェスチャー付きの会話ができる。リリース時点では、金髪でツインテールの女性キャラ「Ani」と、レッサーパンダのキャラ「Rudi」を用意。NSFW(性的・暴力的なコンテンツ、Not Safe For Work)を含む会話もできることから、X上で注目を集めていた。
特にAniについては、アニメ風の外見で、恋愛的な会話ができるためか、X上で言及する日本語ユーザーが相次いだ。リリース当初は、ユーザーの言葉に応じて“好感度”が上下してふるまいを変える機能を搭載。“好感度”を高めると、下着姿を見せるといった演出もあるとして、「新時代のギャルゲー」との声も出ていた。
なお、午後6時40分時点で記者が確認したところ、“好感度”が上下する演出は見られなくなっていた。X上でも「Aniの下着(姿になる演出)消されたか」などの投稿が複数ある。
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