もらってうれしい年賀状。手書きで一言添えてあったりすると、うれしさが倍増しませんか? あけおめメールもいいけれど、書き手の体温がダイレクトに伝わる手書きの年賀はがきに勝るものはないのだ。しかも書いてある字がキレイなら「こんなにキレイに書いてくれた」と、新年早々から相手にもっと喜んでもらえる。
そこで以前、連載「『早起きは三文の得』実行委員会が行く」で好評を博した「『字がキレイ』と言われたい 悪筆がすぐ直る11の技」でご指導いただいた高宮暉峰(たかみや・きほう)先生の定期講座「文字キャリアコース」から、“さらに”字がキレイになる技をシリーズで紹介していこう。以前のゴール「祝儀袋に名前を書く」から1歩進めた技を使っていく。
・「悪筆がすぐ直る11の技」おさらい――「書く前の基礎」と「書く文字の基礎」
その後「手紙を書く」など応用編が続く予定だが、時節柄、年賀状の宛名書きまでの全3回集中講座を用意した。見据えるゴールは「年賀はがきの宛名書き」だ。
書道教室「書道のはな*みち」を主宰する高宮先生によると、上達への近道は、闇雲な練習ではなくコツをつかむこと。悪筆がすぐ直る11の技を実践した人は、この「コツさえつかめば簡単に上達できる」を実感済みかもしれない。どれも字を書く限り必ず付いて回る一生モノの技なので、ささっと目を通して【基礎編】に進もう。
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