Sansanは企業向け名刺管理サービス「Link Knowledge」のWindows 8端末向けアプリを、世界231カ国に提供開始した。
Sansanは4月19日、企業向け名刺管理サービス「Link Knowledge」のWindows 8端末向けアプリを世界231カ国に提供を開始した。マイクロソフトのアプリストア「Windows Store」からダウンロードでき、利用料は1ユーザー当たり月額2500円。
Link Knowledgeは、個々の社員が登録した名刺情報をデータベースとして構築し、社内のメンバー間で情報を共有、活用できるサービス。スキャナを使って名刺情報をOCR化し、その後Sansanのオペレーターが名刺情報を手入力で登録。各社員はインターネット経由でいつでもどこからでもその情報にアクセスできる。
Windows 8向けアプリは、タブレットでの利用に最適化したユーザーインタフェースに加えて、他のアプリとの連携もスムーズに行える点が特徴だ。Link Knowledgeに登録している名刺情報を軸に、関連ニュースや地図、電子メール、SNS、Webページ閲覧など、さまざまなアプリを呼び出せる。
2013年4月現在での導入社数は、1000社以上。2012年に英語インタフェースの国際版を発表した後は、海外拠点での利用も広がっているという。Sansanでは今回、Windows Storeでの提供開始を機に、グローバル展開の強化を図る考えだ。3年後には、Link Knowledgeでの年間売上40億円、導入企業3000社を目指す。
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