思いのほか名刺のデジタル化が早く終わってしまった。せっかく来社してもらったスキャンマンに、ほかに何かデジタル化してもらうものはないものか……。
引き出しをあさっていると年賀状が出てきた。「じゃあ、ゴトウ編集長あての年賀状30枚と、オカダあての年賀状15枚をスキャンしてもらって、各人1つのPDFにまとめてもらえますか」。さっそくスキャンに取り掛かるスキャンマン、5分もかからないうちに2つのPDFファイルが納品されてきた。
「うーん、じゃあこの『いつか特集記事で使おう』と思ってためておいた資料を1つのPDFにまとめて」。1つの資料はA4サイズで横書き、もう1つはB5サイズで縦書きと大きさも綴じ方向も違う。スキャンマンはパラパラと資料を確認すると裁断機でページをバラしていき、何の問題もないかのようにスキャン開始。納品まで3分の出来事だった。
圧倒的なスキャン対応力を見せつけるスキャンマンを悩ませるものはないのか……。わいわい騒いでいると、Business Media 誠編集部のイケダがファイルをもってやってきた。「これ、入社してから3年間、先輩編集者にアカを入れてもらった原稿なんですが……」。見れば、500枚程度のA4の紙の束が。しかもペラ1枚のものもあれば、ホチキスで止めたものもある。「これだ! これならスキャンマンも困るに違いない」
だが、われわれの予想はたやすく裏切られるのだった。「書類1枚ごとに1PDFの出力でいいですか? ホチキス止めしてあるものは、ばらしてスキャンした後にまたホチキスで止めますか? PDFにそれぞれ名前を付けるなら1件50円で対応しますがどうしますか?」「あ、それじゃあ、1書類1PDFで、ホチキスは止め直してもらって、ファイル名は機械的な連番でいいです」。
淡々と案件をこなしていくスキャンマンはおよそ1時間40分で処理を終え、さっそうと帰っていったのであった。ありがとう、スキャンマン!
4月24日、東京・赤坂の+PLUS(千代田区永田町 2-13-5 赤坂エイトワンビル 1階)で開催されるイベント「クラウドプラス 2014」(参加料無料、要事前登録)に、スキャンマンが登場します。スキャンマンのサービスについて詳しく知りたい人、仕事にどう役立つかを知りたい人は要チェック。
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