小さな声でボソボソと話すのは失礼なことちょっとした気づかい

日常の中で、声を出す訓練をしよう。

» 2015年02月20日 05時00分 公開
[森本早苗,Business Media 誠]

集中連載:ちょっとした気づかい

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 この連載は森本早苗著、書籍『ちょっとした気づかいがあなたの人生を変える』(アスコム)から抜粋、再編集したものです。

人間関係がうまくいっている人に共通する要素があります。それは、「気づかい上手である」ということです。

 ・お礼の手紙は手書きで丁寧に書く
 ・いつもはっきりした声を出す
 ・「いつでもいい」と言われてもすぐに行動する
 ・相手の家族のことも気づかう
 ・おしゃれであるよりも、まずは身ぎれいな服装をする

「気づかい」は、お金もかからず誰でもすぐにできるとても大切なスキルですが、意外にできていない人が多いのも事実。

この本では、55年間トップセールスを記録し続けているカリスマポーラレディが日々実践している「気づかいの極意」をはじめて公開しています。83歳の今もなお現役で、成果を出し続けていられる理由がこの「気づかい」にあるのです。


 私自身が話すときは、「大きな声で話せている」という自負があります。それは、訪問販売の仕事で半世紀以上も鍛えられてきたからです。

 50年以上も「インターホンごしに、まったく知らない方に話をする」ということを何万回も繰り返してきました。

 忙しいお客さまが、わざわざインターホンに対応して下さっている――そんな貴重な機会に、小さな声でボソボソとお話するなんて、失礼なことです。

 このように、インターホンごしの営業がボイストレーニングの場となって、私を育ててくれたわけで、とても感謝しています。

 もしこのような機会があったら、人と接する訓練だと思って、ぜひ前向きに取り組んでみてください。

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