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リフィル版ショットノートも登場! 手帳業界に活を入れる「ASHFORD」2013年ラインアップ手帳2013(2/2 ページ)

シーズンゲームのショールームで見てきた2013年版の製品をリポート。スマートフォンと連係する文房具やiPhoneケースなどをラインアップしていた。

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ジョッターはA4とiPhone用

 このほか「JOTTER&PAPER HOLDER」と「TRACE」(iPhone兼用ジョッター)も新登場した。


A4サイズのジョッター「JOTTER&PAPER HOLDER」

 前者はA4サイズの紙を差し込んで書ける、いわば超大型ジョッターだ。ノートが売れていることから、メモを大きいところに書く習慣が定着しつつあるのではないかと考えて作られた。A4サイズのコピーの裏紙をそのまま活用できるのもポイントだ。ペンホルダーもついており、背面に資料を収納できるホルダーも付いている。

 似たような趣旨の道具としてはクリップボードがある。プラスチック製で安価だが、その質感はビジネスシーンではやや浮きがちだ。そこでこの製品が企画された「革の大型ジョッターのならではのステイタス感はほかにはないものですよね」(向井氏)。

 もう1つの新製品TRACEは、iPhoneケース兼用のジョッターだ。


「TRACE」。表から見るとiPhoneケースだが、裏はジョッター。ありそうでなかったアイテム

 一見すると単なる革のケースだが、裏返すと名刺サイズのジョッターになっている。また付属のペンはスタイラス兼用となっており、ジョッター面ではペンとして使える。「iPhoneで電話するときってメモがとりにくいですよね。これは電話をハンズフリーモードにして裏返してメモすることができます。メモがしにくいスマートフォンの弱点を克服するアイテムですね」(向井氏)。自身もiPhoneユーザーだから出てきた発想だと言えそうだ。


TRACEの付属ペンは、スタイラス兼用。iジョッター面へのメモだけでなく、ふだんの入力用としても利用できる

 価格はJOTTER&PAPER HOLDERが1万2000円、TRACEが9500円。

 これらの新製品のうち、JOTTER&PAPER HOLDERは発売中。それ以外の製品は8月以降順次店頭に並んでいくそうだ。

著者紹介 舘神龍彦(たてがみ・たつひこ)

 手帳評論家。最新刊『使える!手帳術』(日本経済新聞出版社)が好評発売中。『手帳カスタマイズ術』(ダイヤモンド社)は台湾での翻訳出版が決定している。その他の主な著書に『手帳進化論』(PHP研究所)『くらべて選ぶ手帳の図鑑』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)『システム手帳の極意』(技術評論社)『パソコンでムダに忙しくならない50の方法』(岩波書店)などがある。誠Biz.IDの連載記事「手帳201x」「文具書評」の一部を再編集した電子書籍「文具を読む・文具本を読む 老舗ブランド編」を発売


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