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ここでEvernoteは作られる! シリコンバレー新オフィス潜入記【後編】:Evernote Trunk Conference 2012(番外編)(2/2 ページ)
前編に続いて、2012年6月に移転したEvernoteの新オフィスビルの様子を紹介する。Evernoteをはじめとする各種サービスが生まれる背景には、そのような職場環境があるのだろうか。
吹き抜け階段で全社ミーティング
続いて、もう1つの執務室階の5階へ。
吹き抜け階段を登ると、会議室が見えてくる。なお、窓際にもいくつか会議室を設置している。
ユニークだと思ったのが、会議室の名前の付け方だ。ゲームの名前から取っており、1階はアルファベットの「A」、4階は「D」、5階は「E」で始まる作品名を付けている。
フロア階 | 会議室名(収容人数) |
---|---|
1階 | Ace Combat(2)、Adventure、Afterburner(16)、Aliens(6)、Alpine Race(4)、Altered Beast(3)、Apache(5)、Archon(5)、Area 51(3)、Arkanoid(10)、Asteroids(10) |
4階 | Darius(5)、Defender(24)、Descent(8)、Diablo(7)、Dig Dug(4)、Donkey Kong(8)、Doom(4)、Double Dragon(8)、Dragon's Lair(4)、Driver(5)、Duck Hunt(4)、Duke Nukem(5) |
5階 | Earthworm Jim(3)、Elder Scrolls(4)、Elevator Action(4)、Elite(12)、Eliza(3)、Enchanter(6)、Escape Velocity(3) |
5階の執務室には、リービンCEOのデスクもある。特別な仕切りなどもなく、皆と同じデスクだ。
ドリンクコーナーには、フルーツなども置いてあった。
以上、写真多めでEvernote本社オフィス内の様子を紹介した。取材の終盤には、週1回の全社ミーティングが行われ、新メンバーの紹介やイベントの話題などをディスカッションしていた。
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