なんでウソをついてまで人をほめるの?:カラテカ入江の「後輩力」(2/2 ページ)
人は誰でもホメられるとうれしいもの。でも、むやみに服装や持ち物のブランドをホメるのは逆にリスクを伴います。お世辞でもおべっかでもなく、本心を口にしましょう。
また、先輩の奥さんの手料理をいただいたりするのが大好きなので、おいしかったら「おいしいですね!」とハッキリ言います。家族に嫌われている後輩は、先輩も誘いづらいでしょうし、奥さんやお子さんとも仲良くなりたいと思っています。
ご家族への手土産に、ハーゲンダッツのアイスクリームや子どものオモチャを持っていくこともあります。特にハーゲンダッツのアイスクリームは、誰にでも喜ばれるので、オススメです。「あの人またきてくれないの?」と言われるような存在になれたらうれしいことですよね。
ただ僕はコンパキャラのイメージが強くて、なかなか先輩の奥さんに信用していただけないので、誠意ある対応をしなければ、と日々思っています。
ウソをついてまでホメるのはNG
ホメられて怒り出す先輩なんていませんし、ホメることは後輩力に欠かせない要素です。ホメ上手は、人のつながりがどんどん広がっていきます。
といっても、先輩のご機嫌をとったり、こびたりするためにホメる必要はありません。大切なのは、先輩がしてくれたことへの感謝の気持ちだったり、相手をリスペクトしていたりするということです。そして、その先輩ともっとつながりを深めたいという思いです。
だから、ウソをついてまでホメるのはやめましょう。ウソはどうせすぐにバレてしまいます。お世辞でもおべっかでもなく、本当に感心、感動したことをそのまま口にすればいいのです。
集中連載『後輩力 凡人の僕が、友だち5000人になれた秘けつ』について
友人5000人芸人で話題のカラテカ・入江慎也が人付き合いの秘けつをすべてさらす!
人間関係でうまくいかないことって多くないですか? 会社の上司や部下、学校やサークルでの先輩後輩、ご近所付き合いなど、私たちの周りはさまざまな人間関係で成り立っています。
つまり、人づきあいがうまくいけば、仕事もプライベートも、すべてがうまくいくのです。僕のもとにはよく、友達作りや人づきあいについての相談がもちかけられます。「どうしたら友達をたくさん作ることができるんですか?」「人づきあいがスムーズにできる方法があったら教えてください」人づきあいで悩んでいる人は多いと思います。
「友達5000人芸人」といわれるぼくですが、実はぼくも最初は、人付き合いで悩んでいました。でも、「後輩力」に気が付き、「後輩力」を磨くことを心掛けてからは、一気に状況が変わりました。
この本では、僕がなぜ友達5000人になれたのか、いろいろな分野の友達や知人を増やすことができたのか、その秘けつである「後輩力」を紹介します。
目次
- 第1章 後輩力の掟
- 第2章 後輩力の磨き方
- 第3章 後輩力マナー講座
- 第4章 もしものときの後輩力
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