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「話し上手は聞き上手」は本当か? コミュニケーションにおいて最も大切なこと:本当にそうなのか?(3/3 ページ)
相手にとって役に立つこと、新しいこと、好奇心を満たすことを言うのは難しい。しかし、心掛けるだけなら誰にでもできるし、本当にそれだけで変わってくるのだ。
心掛けるだけで変わってくる
コミュニケーションが下手な人は、真逆のことをやる。
- 相手の役に立つことよりも、自分が認められることが重要
- 新しいことではなく、聞き古されたことを語る
- 相手が興味をもっているかを確認せず、一方的に話す
コミュニケーションスキルについて書かれた本はたくさんあるが、スキルやテクニックの部分だけ読んでも上達しない。
- 相手の役に立っているか
- 新しいこと(気付かなかったことを含む)か
- 好奇心を満たすことか
以上の3つを心掛けたうえで、スキルやテクニックが使えるようになれば、コミュニケーションは上達する。
実際に、役に立つこと、新しいこと、好奇心を満たすことを言うのは難しい。しかし、心掛けるだけなら誰にでもできるし、本当にそれだけで変わってくる。なぜなら、このような情報を持たないときには、ただ聞くだけ(質問することを含めて)ということができるようになるからだ。
すると不思議なことに、周囲の人はただ聞いているだけの人を、話し上手と評価するようになる。
自分が認められたいがために一方的に話しているような相手でも、上手に引き出せば役に立つ情報を持っているものだ。聞いているうちにネタもたまってくるから、まだ知らない人に教えてあげるようにすればいい。
数カ月で、周囲の目が変わってくると思う。
※この記事は、誠ブログの「本当にそうなのか?:コミュニケーションにおいて最も大切なことより転載、編集しています。
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