ワンランク上の小さな気くばり――靴を磨くときは、靴底まで磨く1秒で心をつかむ「気くばり」の習慣(2/2 ページ)

» 2015年10月02日 07時00分 公開
[西松眞子ITmedia]
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靴の裏まで磨くのは、周りへの気くばり

 自分の靴をそんなにじっくり見たことのない人は、まずはいま履いている靴のありとあらゆるところを見てみてください。

 とくに靴底は、消耗が激しい部分なので、磨くときに見る習慣をつけると、そろそろ底を張り替えたり、修理をしたりしたほうがいいな、ということも分かります。

 靴の裏まで磨くのは、周囲に対する気くばりでもあります。その人の美意識が見える場所といってもいいかもしれません。

 部屋の掃除は簡単に終わりませんが、靴磨きは2分ほどですみます。じつに簡単なのに、達成感、リフレッシュ感が味わえます。

 また、靴底をきれいにしておくと、訪問先のフロアマットを汚さないですみます。

 あるクライアント先では、受付の人が毎日、入口のフロアマットを清掃しています。明るい色のフロアマットなので汚れが目立つこともあり、おもてなしとして小まめに拭いているらしいのですが、「この人が来たら、マットが汚れてしまう」という常連客もいるそうです。

 靴底がうわさ話の種になるのは、ちょっと残念です。自分の靴底で人に面倒をかけたくはないですね。

つづく

今日のポイント

靴底は意外な盲点であると心得よ


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