三田 本来なら、少年法によって守られなければならないことを、親が私(有名女優)ということで、踏みにじられ大変切ない思いです。少年といえども、重みのある事件となれば、今回のようになることを受け止めてほしい(報道陣を見渡しながら)(日刊スポーツ1998年2月7日)
どういう意図かは分からないが、マスコミに「自制」を求めるようにもとれなくもない。それが一部レポーターに「スイッチ」を入れてしまったのである。
――(リポーターの1人が怒ったように)有名女優の息子だからではなく、ガキが覚せい剤をやるのはとんでもないことなんですよ。そういう思いはありますか
三田 もちろんあります。最初に聞いた時は、口に出せませんでしたから。
――親子の触れ合いが不足していたのでは
三田 そのようなことはございません(きっぱりと)。女優は華やかな仕事に見えますが、仕事以外の時間は全部子供に、そして主人との交流に使っていました。
――お母さん(三田)が女優ということが重荷だったのでは
三田 そうかもしれません(絶句)(日刊スポーツ1998年2月7日)
これが謝罪会見における質疑応答の恐ろしさだ。ちょっと口をすべらせただけで、全方向から集中砲火を浴び、数々の大舞台を踏み、「日本を代表する女優」といわれた三田さんですら対応ができないほどの吊し上げをくらう。こうなってしまえば、もはや脇にいる弁護士もなにもできない。
ファミレスでタダでバラまく新聞が、「軽減税率適用」を求める理由
NHKが、火災ホテルを「ラブホテル」と報じない理由
なぜ日本人はウイスキーを「水割り」で飲むのか?
“TSUTAYA図書館”にNO! 「新図書館整備計画」の反対運動が増えている理由
「日本は世界で人気」なのに、外国人観光客数ランキングが「26位」の理由
「LEDよりも省エネで明るい」という次世代照明がなかなかブレイクしない理由Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング